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学び
2021.12.22
萩原真美准教授が沖縄協会『沖縄研究奨励賞』を受賞!
公益財団法人 沖縄協会(以下、沖縄協会)において、本学 教職研究科 萩原真美准教授の著書『占領下沖縄の学校教育』が、第43回沖縄研究奨励賞・社会科学部門を受賞されました!
沖縄研究奨励賞は「沖縄の振興施策への積極的な協力」を推進する事業として、沖縄の地域振興に貢献する人材を発掘し育成することを目指して、昭和54年7月に設置されました。
萩原真美准教授は社会科教育、占領下沖縄の社会科成立史を専門としており、日本の社会科とは違う、アメリカ占領下の沖縄の社会科について、沖縄独自の教科書や教員の授業記録などを基に研究をされており、この研究が高く評価されました。
【受賞理由】沖縄協会HPより
萩原氏の研究・著作の最大の貢献は、戦後初期の教育制度の激変の過程を実証的に明らかにしたことにある。戦後沖縄を方向付ける重要な4年間にいかに教科としての社会科が生まれ、沖縄の歴史の授業を副読本によって実施していくという本土での社会科教育とは異なるものとなったのか、またそれが沖縄の人々の描く沖縄の未来像とどのようにつながっていたのかを萩原氏の研究・著作は明らかにしている。散逸し収集解析が不十分であった戦後初期のガリ版刷り教科書など膨大な資料の収集解析によって戦後沖縄の社会科成立過程を明らかにした萩原氏の研究・著作は、沖縄の戦後教育史研究の前進につながる重要な研究であり、著作であり、労作である。
授賞式は来年1月19日、那覇市のパシフィックホテル沖縄で開催されます。
■沖縄協会HP
http://www.okinawakyoukai.jp/
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