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キャンパスライフ

2022.10.14

第58回聖徳祭のテーマ「紡がれる聖徳の華 ~笑顔への新章」にピッタリのポスターが出来ました!

みなさんこんにちは。先日、こちらの記事で聖徳祭のポスターを募集していることをお知らせしました。多くの学生から作品が寄せられ、その中から金賞に輝いたのは、聖徳大学 児童学部 児童学科 児童心理コースの竹内咲乃さんです!実は昨年は銀賞だったという竹内さん、リベンジを込めた今年の応募で見事金賞に‼さっそく喜びの声をいただきました。

「美術系の学校か聖徳大学へ進むか迷い続けていたぐらい絵が好きでした。その為、好きなことで挑戦をしてみたいと思い応募させていただきました。2週間弱の期間で、時間的には14時間くらいで制作しました。パソコンではなく、スマートフォンで制作していたため、ちょっとした移動時間や空き時間に少しずつ進めることができたので比較的早めに制作ができました。」

最近はポスターのような大作もスマートフォンで作れる時代なのですね!と驚いていたところ、思わぬ試練が・・・

「元のデータの画素数などの問題で、ポスター用に大きく引き伸ばして印刷するとぼやけてしまうという問題が生じてしまいました。そこで、最初の案を一回り小さくし、その周りに更に絵を描き足すという作業が必要になってしまって・・・。その際、もともと構図や色など美術的な知識は持ち合わせていなかったため、何パターンか描く→見比べる→修正の作業を地道に何度も繰り返し行い、仕上げていくという作業に最も苦労しました。」

▼そのような苦労を経て完成したポスターはこちら!

キラキラした、こちらのポスター、各パートに込められた思いを聞いてみました!

手を繋ぐという表現➡去年がオンラインでの開催でしたので、その延長線というイメージで、手前の手=画面外・一人称視点=去年のオンライン開催で画面越しになっていた方々、その手を引き、空(外・自由)へ連れ出そう!といったようなイメージと、去年のオンライン開催から今年は対面を行うことができたという「聖徳祭自体の歴史を紡ぐ」というイメージがあります。

紡ぐ=糸=縦糸と横糸で出来上がると考え、様々な出来事・紡がれてきた歴史と、そこに携わり、紡いできた方々の存在や想いを縦糸と横糸として考え、その結晶が黄色と水色のリボンとして表し、「紡ぐ」のイメージにしています。そのリボンを受け継ぎ、今この時も私たちが紡いでいるのだということ、また、このリボンは端が見えない構図にし、過去も、現在も、未来も、いつまでも果てしなく歴史は紡がれていくのだ、という思いがあります。

新章=これから始まる=無限大ということで、背景を青空にしました。初めは水中にする予定だったのですが、明るい空の方がいいかなということで制作しながら青空に変更しました。また、空はいつも明るく晴れている訳では無く、日は沈みますし、時には雨が降り荒れることもあります。ですが、いつかは雲が晴れ、日は昇り、何度でも私たちを照らし続けてくれるだろうという、未来への希望も込めました。

最後に、来年以降ポスターコンテストに参加する学生さんへのアドバイスをいただきました。
スマートフォンでの制作はおすすめできません。ちゃんとした機材やアプリを用意した方が、仕上がりが思うようにいきます。絵を描くときは案外孤独なもので、敵も味方も自分自身なので、是非自分自身と仲良くしながら楽しんで描いてください。絵は一枚だけ描くにしても、時間も労力も費やしますし、精神的にも参ってしまうこともあるかと思います。辛くなったら中断して、また描きたくなったら描くようにしてください。テーマに沿って描く、制作をするというのは少し難しいですが、その中で自分らしさや思いをたくさん表現してください!!!!!

竹内咲乃さん、ポスターに込められたアツいメッセージをありがとうございました。

聖徳祭は11月19日(土)・20日(日)、対面とオンラインでのハイブリッド開催です。
ティザーサイトが10月21日(金)からアップされる予定ですので、みなさんお楽しみに!
※最新の情報は聖徳大学学友会をチェックしてくださいね!


ライタープロフィール

M.Y
都内在住。スポーツ大好き、食べるのはもっと大好きなアラサー女子。松戸の魅力をご紹介します!