pagetop

学び

2023.09.16

保育士、幼稚園の先生だけがゴールじゃない!?聖徳だから学べる「児童学」という学問の魅力とは。

みなさんこんにちは。
聖徳大学は、幼稚園教員・保育士採用で全国1位を誇る大学ですが、児童学科の学びは多岐に渡ります。未来を創る子どもたちに関する学問である『児童学』について、先生方のメッセージとともにご紹介します。

 

児童学は、児童(子ども)の心と体の発達や健康、福祉、文化など科学的に学びます。発達について学んでいくには栄養学の知識が必要であったり、子どもの環境整備には福祉学の知識が必要であったりと、教育学や心理学など多くの関連する学問についても学べる楽しさが児童学にはあります。
社会が多様化する中で、児童を取り巻く環境、家族間のあり方の変容など多岐に分析や研究を進めることも、児童学の大切な役割です。
昨今では、ビジネスにおいても子どもの視点が求められるようになり、一般企業からも児童学の学びが注目されています。

 

今回は、『保育士・保育学』『児童心理学』『児童文化学』をテーマに学びの深さ・面白さについて、先生のお話しを伺いました。

 


 

最初は、保育士養成コース主任の沢崎先生。これまでに多くの保育士を育ててきた先生に保育士・保育学の魅力について、語っていただきました。

「子育てで、お母さんが初めて出会う専門家は保育士!核家族化が進んだ現在、子育てで困った時に安心して相談できる大人は、保育所や家庭支援センター等にいてくれる保育士の皆さんとのことです。子どもを笑顔にしてくれるのも、お母さんやお父さんを笑顔にしてくれるのも保育士です。聖徳大学は家族みんなを笑顔にできる力を磨ける学びがあふれているとの声をいただいています。」

「子どもを笑顔にするコツは、子どもの成長や特徴に合わせた保育をすること!これは、心理学や保育学を理解してこそできること。また、保護者の皆さんを笑顔にするコツは、保護者の子育ての大変さとその背景要因を理解し、保護者の皆さんがその課題を乗り越えていけるように支援することです。4年間をかけた講義と演習の積み重ねで、素敵な保育士として活躍できる力をつけていきます。」


沢崎真史先生(教授、保育士養成コース主任)

 

小児保健、学校保健のプロフェッショナル、授業では「子どもを病気や事故から護るための必要な支援について」を教えてくれる初鹿先生にお話しを聞きました。

「近年、医療系の職場で活躍できる医療や看護の知識を備えた医療保育士(医療保育専門士)という職種が注目されています。それは、働くお母さんが増え、病児・病後児や障害児をあずかってもらえる保育園の需要が高くなっていることもあります。また病院の中にも主に遊びや勉強を教える病棟保育士さんがいて、病気の子どもたちを支えています。本学で医療保育の基礎を一緒に学んでみませんか。」


初鹿静江先生(准教授)

 

「児童学×心理学」を超える学びで注目の『児童心理学』。常に学生に寄り添って教えてくれる齋藤先生にお話しを聞きました。

「児童心理コースでは、子ども理解と子ども支援を柱に、心理学を学んでいきます。心理学を通して自分自身と向き合うことは、教育・保育系だけでなく、自分に合った進路を考える機会にもなると思います。子どもに関わる学びもしたいけれど、自分についての理解も深めたい。児童心理コースはそんな方におすすめのコースです。」


齋藤有先生(准教授)

 

最後は、児童文化コース主任で大学教授だけでなく、芸術家の顔をもち、子どもや地域と恊働し行うアートプロジェクトの先駆者である大成先生。クリエイティブな学びが特長の児童文化コースについて、お聞きしました。

「児童文化コースは、子どもの文化や遊びを学び、子どもや地域のためにより良い文化、環境を創造できる保育者を目指します。絵本やものづくり、野外活動、マンガやアニメ、映像メディアなどに興味がある人におすすめです。PBL(プロジェクト学習)を通して企画力や実践力、交流力を身に付けます。児童文化を学んで子ども関連企業で活躍する卒業生も多くいます。」


大成哲雄先生(教授、児童文化コース主任)

 

『児童学』は、様々な専門領域の学びから、子どもそして人としての成長につながっていく学問でしたね。
保育者を目指す方や、子どもを通じて社会で輝く人になるための『児童学』を学んでみたいと思いました。

聖徳大学の児童学科の学びがよくわかる児童学科サイトも、ぜひご覧ください。

 


M.Y
都内在住。スポーツ大好き、食べるのはもっと大好きなアラサー女子。松戸の魅力をご紹介します!