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学び

2023.12.01

文学部の3年生が教員採用試験1次選考合格!その秘訣は!?

みなさんこんにちは。2023年夏から、教員採用試験の1次試験を大学3年生から受験できるようになった自治体があります。この新制度にチャレンジして、聖徳大学文学部の3年生5名が見事、合格を果たしました!学生の頑張りと、それを後押しする大学のサポート体制をご紹介します。

山田 和利文学部長から
「教職対策科目が、2年秋学期から履修できるようになりました」

3年生にとっては1次試験を受験するチャンスが、3年、4年の2回になりました。3年次に1次試験に合格できれば4年次には2次試験対策に集中できるため、受験勉強はたいへん有利になります。このチャンスを生かせるように学内の体制を整えました。
文学部では従来、3年次秋学期、4年次春学期に教員採用試験を受ける学生のための教職対策科目を開講していたのですが、これらを2年次秋学期から受講できるようにしました。来年度からは新しい授業科目を、2年次秋学期、3年次春学期に新たに開講して、より合格しやすい受験体制を整備していく予定です。

合格を勝ち取った、5人の体験談

3年生受験は、メリットしかない!

平塚 光さん/日本語・日本文学コース/取得予定免許:国語(中学校教諭一種・高等学校教諭一種)
受験しなければ合格することはない、とりあえず受けてみよう、という気持ちでチャレンジしました。試験会場の雰囲気を味わうことができるので来年の採用試験に経験が生かせるし、3年次受験にはメリットしかないと思います。今後も人生経験としてさまざまなことにチャレンジし、人間としての魅力を高めつつ面接対策を行い、来年の2次試験合格をめざします。

「ちば!教職たまごプロジェクト」や特別講座などが、有効な試験対策に。

室原 望美さん/日本語・日本文学コース/取得予定免許:国語(中学校教諭一種・高等学校教諭一種)
千葉県の教員養成プログラム「ちば!教職たまごプロジェクト」では、先生方から教員採用試験にまつわるお話や勉強法をお聞きすることができて、とても勉強になりました。また通称「虎の穴」と呼ばれる「教職実践論」では、教師になりたいという同じ夢を持った先輩や後輩、同学年の仲間と交流、切磋琢磨ができたことで、モチベーションが上がりました。

自分で立てたスケジュールどおりに勉強できたことが、合格の決め手に。

田中 朱音さん/日本語・日本文学コース/取得予定免許:国語(中学校教諭一種・高等学校教諭一種)
5月~7月の2ヶ月間、「古典」「教職教養」の勉強スケジュールをしっかり立て、それを実行できたことが合格の要因だと思います。授業では「教職実践論」で古文や漢文を実践的に学べたこと、「教職入門」で教育原理や教育心理の情報を学べたことが役立ちました。2次試験にも合格し、生徒の心も体も育める教師になりたいと思っています。

2次試験に向けて、大きな声で話すことを心がける。

平野 瑛璃奈さん/歴史文化コース/取得予定免許:社会(中学校教諭一種)・地理歴史(高等学校教諭一種)
教育実習を終えた6月からは特別講義に参加したり、教員採用試験のテキストを自分で勉強するなどして、受験対策をしました。しかし試験では力不足を実感、合格書類が届いたときは信じられない気持ちでした。私は声が小さいと指摘されることがあるので、面接や集団討論、模擬授業がある2次試験に向けて、大きめの声で話すように心がけていきます。

準備をキチンとすることで、落ち着いて受験に向き合えた。

矢野 琴音さん/日本語・日本文学コース/取得予定免許:国語(中学校教諭一種・高等学校教諭一種)
「教育課程論」では、指導案や時代ごとの教育について自分の考えを記述する時間があったので、自分なりに知識の整理ができました。試験でこの授業で扱った内容が出題されたときには、自信を持って解答できました。受験申し込みや受験票の用意、そして勉強も自分なりにできていたので、落ち着いて受験できたことが合格の一番の要因だと思います。

教職対策主任 松本 麻子先生から
先輩から後輩へ。惜しみなく教え合う風土が、合格をサポートしました。

「練習のつもりで全員、受験しよう」と文学部の3年生には伝えました。途中で諦める学生も出るかと思ったのですが、皆、果敢に挑んでくれました。このチャレンジ精神が5名の合格へとつながったと思っています。また、同じ日に受験をする4年生が、今まで自分たちがやってきたこと、勉強方法などを惜しみなく3年生に伝授した点も勝因だと感じています。合格した3年生は、現在準備中の2年生に自分の経験を話してくれています。学生同士で教え合う、よい風土ができてきました。
来年には難関の2次試験が控えています。日頃から教育に関心を持ち、自分を磨くようにしてください。そして、全員2次試験を突破しましょう!


M.Y
都内在住。スポーツ大好き、食べるのはもっと大好きなアラサー女子。松戸の魅力をご紹介します!

 

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