小学校5年生のときに初めて入院したKさん。不安でいっぱいだった入院生活の中、優しく寄り添ってくれた看護師さんの姿に、「私もこうなりたい」と感じたのが、看護師を目指す最初のきっかけでした。高校1年生でも再び入院を経験。コロナ禍で両親との面会が制限される中、看護師さんたちはドア越しに姿を見せてくれたり、学校の課題を一緒に見てくれたりと、心に寄り添うケアをしてくれ、「治療だけじゃなくて、気持ちにも寄り添ってくれる存在。私もそんな看護師になりたい」と思いました。
高校3年生で進路に悩みながらも「一番やりたいのは看護師」と決意。「不安はあったけど、チャレンジしてみよう」と思い看護学部へ進学しました。
聖徳大学に惹かれた理由は「チーム医療を学べる環境」と「シミュレーション設備」
私が聖徳大学に惹かれた理由の一つに「フィールド・リンケージ®」という授業があります。看護学科だけでなく心理学科や社会福祉学科といった多学部の学生と一緒に学ぶ合同授業が行われていました。こうした学びの場を通じて、看護師として必要な“チーム医療”の感覚を、学生のうちから自然と身につけていける点が魅力でした。看護の現場では、医師だけでなく心理職や福祉職といった他職種との連携が欠かせません。だからこそ、多様な学部が揃っている聖徳大学で、早くからその連携を体験できることは、大きな強みだと感じたんです。
また、技術面でもとても充実しています。大学にはシミュレーション設備が整っていて、実際の看護の現場に近い形で学ぶことができます。私はもともとシミュレーション学習に興味があったのですが、聖徳大学ではその様子をビデオで撮影し、後から自分で見返すこともできると聞き、復習や理解を深めるのにも最適だと思いました。知識や技術を「見て、体験して、振り返る」ことで確実に身につけられる環境がここにはあります。私にとって、それは看護師として成長するための理想的な学びの場だと感じました。