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学び

2021.01.27

『卒業研究作品展』4年間の集大成と思いを形に残し、春からそれぞれの道へ

大学では、4年生になると自分が深めてきた分野を卒業研究としてまとめます。その研究発表の形は、論文や美術作品制作、教材制作、演技、ピアノ演奏身体表現等様々です。今回は、児童学部大成ゼミに在籍の4年生による卒業研究作品展にお邪魔しました。

作品は制作過程で気づいたことなどをまとめた論文形式の解説書と一緒に展示されてました。
お伺いした時には、大成先生が制作した学生とその作品の前で、口頭試問をしている真っ最中。
卒業制作の作品についての思い入れを語る学生のみなさんの顔は、達成感で輝いていました。

大成先生のご専門が美術ということもあり、美大の卒業制作かと見紛うほどのクオリティの作品が並ぶこの卒業研究作品展。例年は4日間開催され、色々な人たちに来場していただき作品を見てもらっていました。今年は残念ながらコロナウイルス感染防止と、2度目の緊急事態宣言が発令されたことで2日間の開催とし、告知もせずに学内のみでの開催としました。
そのため来場者は少なく、例年のような賑わいを感じることができませんでしたが、4年生が作成した数々の作品はどれもとても素晴らしく一つ一つが輝いていました。

手作りの絵本や食育に使うエプロンなど、手に取りたくなるようなものばかりです。

 

 

 

こちらの作品は青森県出身の学生が作成しました。名物であるねぶたの骨組みと同じ作成方法で出来ているとか。コロナウイルスの影響で開催されなかったねぶた祭に対しての思いが詰まっているのかもしれません。

 

他にも様々な美術作品が展示されていました。

 

友人同士お互いの作品を見て感想を言い合う、和気藹々とした雰囲気を見ていると、4月からは別々の道に進み、自分の将来の道を進んでいくのがなんだか寂しく感じられました。

コロナ禍で思うように教育実習や教員採用試験の勉強、就職活動ができなかった4年生、何かしらに悔いが残ったのかもしれませんが、この4年間で得たものは大きかったのではないでしょうか?

4月からまたそれぞれ目まぐるしい毎日を過ごすことになると思いますが、大学4年間で学んだことを糧に頑張ってください。

 

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