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学び

2022.03.29

パイプオルガンと私~オープンキャンパスでの運命の出会い

みなさんこんにちは!先日卒業式が行われたばかりの川並香順記念講堂に、音楽学部を卒業したばかりの、青柳圭音さんが4年間学んだパイプオルガンを弾きにやって来ました。聖徳大学が誇る、世界でも珍しい可動式のパイプオルガン詳細はこちら!
青柳さんが、この4,000本ものパイプに空気を送り込んで音を鳴らす、とてつもなくスケールの大きい楽器に出会ったのは、高校2年生の時に参加した聖徳大学のオープンキャンパスでのことでした。たまたま参加した体験会で初めて触れた瞬間に「私はこれを弾きたい!」と感じ、そこから地元のオルガン教室で練習を重ね、見事オルガンで入試をクリアしたそうです。

4月から、高校で職員のお仕事をする傍ら、5月4日の「新人演奏会」という大きいコンサートに向け、大学に協力してもらったり、都内で卒業生の方が運営しているオルガンスタジオに行ったりと、練習を続けていきます。

演奏だけじゃない、聖徳の音楽で学んだこと

パイプオルガンと過ごした4年間は、どれも忘れられない思い出ばかりなのですが、中でも一番思い出に残っているのは、2021年秋の聖徳祭用に撮影したトランペットの先生と二人で演奏した動画の制作です。譜面台を左右と後ろに3本立てて、そちらにそれぞれiPad、スマホ、カメラを設定して撮影しました。固定で撮ったその素材を編集し、仕上げるまでのすべてを自分でやりました。

音楽学部にはレコーディング技術の科目があって、マイクでオルガンの音を綺麗に録音する方法や、立体的に録音した音を聞かせる方法などを学びました。そして動画の編集についてなども。今を生きるプレイヤーにとっては、演奏したものを、広く配信できることも大切ですよね。聖徳大学の音楽学部は、こんな風に幅広く学ぶことが出来るのも魅力です。

この日はバッハの「トッカータ二短調BWV565」より「トッカータ」を、荘厳で力強い演奏で聞かせてくれた青柳さん、素敵なお話ありがとうございました。春からの新天地でのご活躍お祈りしています!


ライタープロフィール

M.Y
都内在住。スポーツ大好き、食べるのはもっと大好きなアラサー女子。松戸の魅力をご紹介します!

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