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キャンパスライフ

2021.04.06

総重量12トン、海を渡って聖徳にやって来たパイプオルガン、世界初の快挙とは!

みなさんは聖徳大学にパイプオルガンがあることをご存じでしょうか?
講堂に入ると、このようにドーンと迎えてくれます。
今回はこのパイプオルガンについて調べてみました!

大きくて存在感のあるこちらのパイプオルガン。
音楽学部の授業で使用されるだけでなく、聖徳伝統の聖徳学園シリーズコンサートでも演奏されます。
記事「オンライン配信で開催!聖徳のシリーズコンサートって何?

 

このパイプオルガンはオランダ・フレントロップ社製(移動式)、大小合わせて約4000ものパイプが使用され、なんと総重量12トンです!アジアゾウ3頭分の重さです。この重さのパイプオルガンが移動できるなんて想像できませんが、使用されないときはステージの裏に格納されます。

 

こんな大きくて重いパイプオルガンをどのように設置したかも気になりますね!

講堂内で作り始めるしか術がないのでは?と思ってしまいますが、実はオランダの工場で製作されたものです。国内でもなく、海外、しかも飛行機でも10時間以上はかかる距離の国で製作されたということです。

 

聖徳には完成したものを運搬したとのことですが、もちろんあの大きさのものをそのまま運ぶことはできないため、一度解体してから聖徳大学川並香順記念講堂(昭和55年竣工)に運ばれました。そして講堂内で1か月かけて組み立て、整音と調律に2か月近く費やして設置されたそうです。

 

移動式パイプオルガンを一度解体して組み立てに成功したのは世界初です。また、当時国内ではNHKホールに次ぐ規模であったものとして話題になりました。

 

実はこちらの大変貴重なパイプオルガンをオープンキャンパスのキャンパスツアーで見ることができちゃうんです!
実際に参加した方たちはこの距離で見て、そして実際の音色も聞くことができて大満足。

記事「初めてこんな至近距離で見た!10月11日のオープンキャンパス

少しでも興味が湧いた人はぜひ聖徳のオープンキャンパスに参加してみてくださいね。

 

聖徳大学には、他にも古い歴史を持った様々な設備がたくさんあります。
今後もこのような聖徳ならではの設備をご紹介していきますので、お楽しみに!