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キャンパスライフ

2021.02.18

「認知症の人向け癒やしの音楽会」にてピアノ演奏 音楽学部4年生が安らぎのひとときを提供

2月12日(金)にオンラインで開催された「認知症の人向け癒やしの音楽会」(主催:松戸市)に音楽学部4年の中村あゆみさんが出演しました。中村さんは、コロナ禍で認知症カフェなどに通えなくなってしまった人たちに、ピアノ演奏を通じて安らぎのひとときを提供しました。

 

認知症カフェとは、認知症の人とその家族が気軽に立ち寄ることのできる集いの場のことで、不安や悩みを相談するほか、さまざまな活動を通して地域とのつながりを持てる場として各地で開催されています。しかし、現在は新型コロナウイルスの感染拡大により活動を自粛している団体等も少なくなく、カフェに通えない人たちも多くいます。

 

こうした中、千葉県松戸市高齢者支援課は市内の介護事業所サービス利用者を対象に、オンラインで音楽を楽しんでもらおうと「認知症の人向け癒やしの音楽会」を企画。同課からの依頼を受け、聖徳大学音楽学部4年の中村あゆみさんが出演することとなりました。

開催当日は、Web会議システム「Zoom」を利用して市内16の介護事業所の利用者たちが音楽会を視聴。中村さんは、コロナ禍の中で少しでも安らげる曲をと、ショパン作曲「ノクターン」やリスト作曲「愛の夢」など4曲をピアノで披露しました。視聴した高齢者の方々からは画面を通してたくさんの拍手が送られ、「とても楽しかった」「少し若返った」「楽器ができるというのは素晴らしい。今からでもピアノに挑戦してみたいと思った」などの感想が寄せられました。

 

◆認知症の人向け癒やしの音楽会
<ピアノ演奏>
出演:中村あゆみ(聖徳大学音楽学部演奏学科4年)
・ベートーヴェン ピアノソナタ第8番「悲愴」第二楽章
・ラヴェル 「鏡」より悲しい鳥たち
・ショパン 「ノクターン」第2番
・リスト 「愛の夢」第3番

 

事前演奏の様子です。ぜひご覧ください!

 

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