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2021.11.19
聖なる季節の到来です!「松戸クリスマス音楽祭」の出演者にインタビューしてみた!①卒業生編
11/6~12/25で開催中の「松戸クリスマス音楽祭」
withコロナの中で、日常を少しずつ取り戻しつつある2021年のクリスマス。
今年で第10回目となる「松戸クリスマス音楽祭」では、オンラインだけでなく、会場でも生演奏のクリスマス・ミュージックを楽しむことが可能に!
初回参加は、フラッシュモブで第九に挑戦
今回は、音楽学部卒業生の石丸りえさんにお話を伺ってみました~!
T.K : 石丸さん、はじめまして!よろしくお願いします! 早速ですが「松戸クリスマス音楽祭」に出演するのは何回目ですか?
石丸さん : 5回目です。大学1年生の時から卒業後の今もありがたく出演させていただいています。
T.K: 常連ですね!この音楽祭は、大学のカリキュラムとは直接関係なさそうですが、なぜ出演することになったのですか?
石丸さん : はじめは、大学1年生のときに、知り合いから”フラッシュモブでベートーヴェンの『第九』を歌ってみないか?”と誘われたことがきっかけでした。さらに翌年は、「松戸クリスマス音楽祭」の実行委員長より、”聖徳大学として、参加してみない?”とお声がけいただき、音楽教員養成コース(以下音教)の有志で参加することに。また、当時はプライベートで「レーベンスルスト・フィルハーモニー管弦楽団」(以下楽団)にも所属し始めたので、歌だけでなく、楽器演奏の方でも出演させていただきました。大学3年時も、引き続き音教の有志で参加、この時は中でも特に歌が好きなメンバーが集まりました。大学4年時はコロナ禍でしたが、YouTube配信という形での出演が叶いました。
T.K : 松戸のコミュニティとのパイプの太さと石丸さんの人徳を感じます!
「歌」から「ホルン」の演奏者へ
T.K : 今年は歌での出演ですか?
石丸さん : 元々歌が好きだったので、これまでは基本合唱で出演しておりました。今回は、私の所属している楽団にお声がかかったこともあり、ホルンの演奏者として参加させていただいています。
T.K : それってあの金管楽器のホルンですよね?!歌からホルンへの転向・・!そんなことが可能なんですか?
石丸さん : 実は、小学校のとき所属していたオーケストラでホルンの演奏経験があり、特に抵抗はなく演奏させていただきました。加えて聖徳大学音楽学部でずっと音楽に携わってきたことや、楽団での活動も引き続き続けているため、楽しくできる自信がありました。
T.K : 小学校のときからホルンに興味を?
石丸さん : いえ、そうではないんです。正直に言うと、小学校のときはホルンを演奏したいなんて全く思っていなくて。たまたまオーケストラがある小学校に入って、自分のやりたい楽器としてチェロ、バイオリン、トランペットを希望したのに、ホルン担当になっちゃいました!という流れだったんですよ(笑)。
T.K : えええ!希望が通らずホルンに・・?
石丸さん : そうなんです。先生に直談判したら、「一発で音が出たからだ」と言われたのを覚えています。今でこそ、ホルンの難しさも理解していますし、その時の先生の判断もうなずけますが、当時の私は希望が通らなかったことにあまり納得できてなかったですね(笑)。
T.K : 経験のある先生が先見の明で石丸さんのセンスを見抜いたわけですね!現に今もこうしてホルンを続けられていると思うと、なんだか説得力を感じます。
あらゆる楽器を手広く練習した経験
T.K : 聖徳大学でも、ホルンの演奏を学ばれていたのですか?
石丸さん : いえ、聖徳大学では、歌、ピアノ、オーボエを選択しました。
T.K : オーボエ?!
石丸さん : はい。ホルンって、世界一難しい金管楽器としてギネスに認定されているんですね。大学時代の私は、すでにホルンは演奏できるようになっていたので、いつか披露するときのために、どうせなら今度は世界一難しい木管楽器としてギネスに認定されているオーボエに挑戦してみようと思ったんです(笑)。
T.K : ・・なんと!ホルンだけでもすごいというのにオーボエまで!!その原動力はなんなんでしょう?
石丸さん : やはり私たちの演奏を見に来てくださるお客様の笑顔です。その笑顔を見るために頑張れますし、実際に目の前でお客様の表情を見られたときは、「本当に音楽って楽しい!」「音楽をやっててよかった!」と心底思えるんです。
T.K : 素敵ですね。ぜひいつかオーボエの演奏も聴かせてください!!!
お客様の笑顔、そして仲間との楽しい制作が結集したステージ
T.K : ところで話は戻りまして、今回はクリスマス・ミュージックを4曲演奏されるそうですが、曲名を教えていただけますか?
石丸さん :”クリスマスメドレー”、”聖者の行進”、
”COTSWOLDS PICTURES”、”「薔薇乙女の覚書き」による前奏曲”の4曲です。
T.K : 個人的には知っている楽曲もありワクワクします!今回の演奏チームは5人編成ということですが、どういったメンバーなのでしょう?
石丸さん : 楽団内で金管が演奏できる学生と社会人が混ざったグループです。
T.K : 4曲を完成させる中で大変だったことはありましたか?
石丸さん : はい、なんと言っても練習時間の確保が大変でした。実は9月に楽曲選定をはじめて、実際に練習を開始したのは10月から。全体の練習回数は3回です!(笑)それぞれが忙しい中で集まるため、録音した音を聞きながら、限られた時間で繰り返し演奏しました。あとは、聞いてくださる方に伝えたい音を伝えられるよう、ここはメリハリのある音がいいよね?などとメンバー同士で相談しながら作っていきました。全体練習の時間を有意義なものにするために、それぞれがその日に向けて個人練習を欠かしませんでした。
T.K : それぞれがプロ意識をもって自己練習をし、5人の力が終結した演奏になっているんですね!緊張はしませんでしたか?
石丸さん : 多少はしますが、場数を踏んでくるとそれが楽しくなってきます。本番では、練習したことを自信にして、あとはとにかく感じたまま吹く!という気持ちですね(笑)。
T.K : 緊張が楽しいとはまさにプロ!石丸さんが長く音楽を続けている理由はなんでしょうか?
石丸さん : 先ほどもお伝えした通り、とにかくお客様の笑顔が見たいこと。あとは、仲間同士で和気あいあい音楽を作りあげる時間が楽しいことですね♪12月11日(土)に生演奏会を控えていますが、それも今からすっごく楽しみなんです。
T.K : 音楽が好きという石丸さんの想いが強く伝わってきました!
「好きなことができる今を楽しんで!」
T.K : それでは最後に、在学生のみなさんにメッセージをお願いします!
石丸さん : 自分から音楽をとったら何が残るんだろうってくらい学生時代から音楽人生を全うしている私としては、これからも大好きな音楽の輪を広げていきたいし、音楽が好きな後輩たちにも、その輪を広げていってほしいなと思っています。その中で、一番思うし改めて後輩のみなさんにお伝えしたいことは、卒業すると学生のときのように自由に使える時間がないということ。ですので、とにかく伝えたいことは「今を楽しんで」です。みなさんが好きだと思うことを好きなだけやって、大学生活を思う存分楽しんでほしいです!
T.K : 石丸さん、素敵なメッセージ本当にありがとうございました!そのキラキラした笑顔から発せられる言葉は、きっと後輩のみなさんの心にも強く伝わることと思います!12月11日(土)の生演奏楽しみにしています!頑張ってくださいね!!
いかがでしたか?音楽を学び、音楽と生きる石丸りえさん。とても素敵ですね!
次回は、聖なる季節の到来です!「松戸クリスマス音楽祭」の出演者にインタビューしてみた!②在学生編をお届けします。お楽しみに!
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?「松戸クリスマス音楽祭」12月11日(土)生演奏についての詳細はこちら
?「松戸クリスマス音楽祭」YouTube配信はこちら
?聖徳大学 音楽学部の学びについて、詳しく知りたいか方はこちら
[石丸りえさん プロフィール]
聖徳大学 音楽学部 音楽総合学科 音楽教員養成コース卒業。音楽が好きで、小学生のときにオーケストラに出会い、今ではピアノ、歌、ホルンの他、オーボエまでも奏でるプロフェッショナル。今は小学校の先生として、1・2年生の授業を担当している。
石丸りえさんが演奏するクリスマス・ミュージックはこちら↓?
【イベント概要】
「松戸クリスマス音楽祭」
日時:2021年11月6日(日)~12月25日(土)
※オンライン配信あり
参加費:無料(事前申し込み不要)
公式HPはこちらから
ライタープロフィール
T.K
都内在住。旅行が趣味。ガールスカウトにて10年間、国籍・人種を超えた人とのまじわりを学ぶ。松戸の名所や松戸に関わる人々の魅力をご紹介します!
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