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学び
2023.11.17
古本回収、なんと1,200冊~今年も古本まつりを開催しました!
みなさんこんにちは。聖徳大学短期大学部総合文化学科では、「社会貢献の理論と実践」という授業の一環で、本のリユースと、本を介して人と人がつながることをめざし、毎年「古本まつり」を開催しています。参加した在学生に「古本まつり」の準備期間や、体験して見えてきたことなど聞いてみました。
古本の回収はいつ頃から始めましたか?
7月に古本回収の呼びかけを始めて、9月まで回収をしました。古本は、今年は1,200冊くらい集まりました。昨年回収して余った分も含めて、約2000冊をおまつり当日に展示しました。集めた古本は大学に持ち帰り、選別した上で、アルコール消毒をしたり、オゾン発生器で脱臭などして、当日を迎えました。
古本を展示するときに、こころがけたことを教えてください。
地域の皆様のご協力で多くのジャンルの古本が集まりました。メンバーがそれぞれ手分けして本を読み、ポップを制作しました。展示にあたっては、ポップと紹介した本が目立つように配置を工夫しました。
今年は古本まつりのキャラクター「とっきー」さんも登場していましたね!
ポスターを作る際、何かキャッチーなキャラクターがいれば華やかになるのではと考え、作成することにしました。常盤平団地の豊かな緑をイメージし、シンプルで親しみやすいデザインにしています。
とっきーさんが紹介している今年のお土産は?
いろいろな世代向けの紙製のブックカバーとしおり、折り紙で作ったうさぎやバラの花などのお土産を用意しました。当日は、ご自由にお持ち帰りいただけるよう、置き場所を考えたり、説明を加えたりと工夫しました。
古本まつりに参加してみていかがでしたか?
自分の興味関心や将来の選択肢の幅を広げられたと感じました。なぜなら、古本まつりを通して、企画、本の整理、サービス等の幅広い分野に触れることができたためです。楽しかったことも大変だったこともありましたが、ご来場の皆様から「またやってほしい」というお声を聞けたことがとても嬉しかったです。
古本まつりに参加したことが、これからの総合文化学科での学びにどのようなプラスになると思いますか?
本を通して地域の方と交流するという経験はなかなかできることではありません。今後のボランティア活動や、聖徳祭でコーナーの開設を予定している本屋さん体験でも、古本まつりでの経験を生かして、さらに良い企画ができると思います。
最後に総合文化学科の魅力を教えてください。
学科名に総合とあるように、様々なジャンルを勉強する仲間に出会えることです。今回の古本まつりも、違うコースで学んでいる方たちとアイディアを出し合い、協力することで、自分たちらしいイベントを開催することができました。
膨大な量の古本たちに、毎年新しい出会いの場を提供し続けているみなさんの活動はかけがえのない体験となって、視野を広げることにつながっているようでなによりです。来年も頑張ってくださいね!
M.Y
都内在住。スポーツ大好き、食べるのはもっと大好きなアラサー女子。松戸の魅力をご紹介します!
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