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学び

2023.02.28

題材の自由さも魅力の【聖徳大学書道春季展】にお邪魔しました!

みなさんこんにちは。毎年恒例となっている聖徳大学書道春季展が2月17日(金)~2月19日(日)に、松戸市文化ホール4階の市民ホールで開催されました。

この書道春季展は、文学科書道文化コースの学生の4年間の集大成となる「卒業制作展」と書道研究部1・2・3年生の部員の作品を展示する、「書道研究部展」とが合同で開催されるものとなっています。くわしくはこちら。
この春の卒業生にとっての大学生活は、2年生の春から新型コロナウイルスの影響で、オンライン授業が始まるなど、誰もが経験したことのない環境の中で、各々が真摯に「書」と向き合った結果が集められたとあって、全ての作品から、その苦労を乗り越えた末にたどり着いた境地を感じ、心に迫ってくるものがありました。

また、みなさんにはなじみが薄いかもしれませんが、以下のような文字を、象牙や石やつげなどにはんことして刻んだ、篆刻(てんこく)の作品もありました。こちらも立派な書の作品になります。

そして、なにより驚かされたのが、ところどころに、見覚えのあるフレーズに出会えたことです。例えばSMAPの「世界に一つだけの花」や、MAN WITH A MISSIONの「Remember Me」BUMP OF CHIKEN「なないろ」そして、サン=テグジュペリ「星の王子さま」の一節が、なんとも言えない、まるで額から踊り出しそうな生き生きとした筆致で書かれていました。
思わず、受付にいた学生スタッフさんにお声掛けしたところ「卒業生は、1年前にテーマを決めたのですが、みなさん自由に書きたいものを表現しているんです」とのお答えが!理解ある先生方のおかげで素敵な作品に出合えました。また、先生からの賛助作品5点の中に、先日Finewでご紹介した岩井秀樹先生の書も展示されていました。

みなさんも「書」は難しいから~という先入観をなくして、来年はぜひお気軽に遊びに来てくださいね。お待ちしています!!


ライタープロフィール

M.Y
都内在住。スポーツ大好き、食べるのはもっと大好きなアラサー女子。松戸の魅力をご紹介します!

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