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学び

2024.09.10

全教員とキャリア支援課でサポート!看護学部の抜群の就職力!

みなさんこんにちは。聖徳大学看護学部の4年生は7月11日に全員が就職内定を決めるという快挙を達成しました。
参考記事:『速報』 看護学科の4年生が就職内定100%を達成
看護学部ができてから、最速で到達ということで、看護学部のキャリア支援について、4年生のS.M.さんとF.M.さん、看護学部4年生担任の髙木先生、山田先生、キャリア支援委員教員の髙山先生、そしてキャリア支援課の嶋田さんにお話しをうかがいました。

髙山先生:看護学部の教員2名がキャリア支援委員として選出され、キャリア支援課の職員と、担任の先生と連携して、それぞれの学生の就職を支援しています。2年次の「課題探究セミナー」という科目ではキャリア支援課の職員から就職活動について授業を受けます。授業で気になる病院の「病院説明会」に行って、そこで自分の目で見て実際に病院の方に話を聞いてみましょう、という指導をしています。3年生の2月には『就活ビクトリーキャンプ』もあります。そこでは2日間にわたって「履歴書作成講座」と「履歴書作成演習」、「自己分析講座」、「小論文対策講座」、キャリア支援課の方との個人面談を実施しています。
F.M.さん:私は病院の見学会とインターンシップに参加しました。職場の雰囲気がすごく良かったのと、看護師さんの患者さんに対する対応の仕方が優しく丁寧だったところがとても印象的で、私もこのような環境の中で働きたいと思ったので、東京歯科大学市川総合病院に決めました。自宅から近く通いやすいというのもポイントになりましたね。3年生の1月に病院の見学会に参加して、就職試験のことを聞きました。その時は実習中だったこともあり、就職試験の準備は何も出来なくて。本格的に取り組んだのは2月に入ってからでした。エントリーシートの提出まで2週間ほどしかなかったので、キャリア支援課の方に協力していただきながらなんとか仕上げた感じです。就職試験は面接だけだったので、キャリア支援課の方、担任の先生に面接練習をしていただき、臨みました。内定をいただいたのは採用試験の1カ月後です。インターンシップは、エントリーシートを提出した後でした。順番が逆ですよね(笑)。
S.M.さん:先生との面接で「そこまで循環器に行きたいと決まっているのであれば、専門病院という選択肢もあるんだよ」と言われました。そこから私の就職活動はガラッと変わって、先生からご紹介いただいた病院をいくつか調べ、関東の病院はインターンシップに参加して実際に見ていきました。私は大阪にある国立研究開発法人国立循環器病研究センターに内定をいただいたのですが、2月の実習が終わってからすぐ説明会に申し込んで、翌週に家族と一緒に見学に行ったりとバタバタでしたね。実際に病院内を見て、関西とは全くご縁がなかったけれども、こちらで自分がやってみたい最先端の循環器を極めようと決めました。大阪から帰ってきてから1週間くらいでエントリーシートを書いて提出しなくてはならなかったので、先生に見ていただきました。面接練習もキャリア支援課の方と先生にお世話になって、書類を提出して1週間くらいでまた大阪に行って、試験を受けてから10日ほどで合格をいただきました。

キャリア支援課による個別相談で一緒にエントリーシートを作成したことが成功のカギ!

F.M.さん:私はビクトリーキャンプの前に、エントリーシートを書かなくてはならなかったので、キャリア支援課の方に「こういうエントリーシートが提出書類なのですが」と相談しました。とりあえず書いて、メールでやりとりしながら、繰り返し修正していって、いい状態で担任の先生に見てもらってOKをいただいてから提出しました。対面でもお話しを聞いていただきながら「その経験を書いたらいいよ!」などアドバイスしてくださって。結果、最初に自分で書いたものはほぼ全部修正となりました(笑)。やはり自分ひとりでは何もできないなと思いました。実際のところ、エントリーシートもそうですが、就職に対して何もわからない状態で書いていかなくてはならくなってしまうため、それをサポートしてくれるキャリア支援課という場所があることで、心が軽くなりました。
嶋田さん:キャリア支援課では随時メールでの添削も受け付けていますが、個別に予約いただいて1時間の枠をとって、お話ししながら添削ができるシステムもあります。メールでの添削だけですと、どうしても書かれていることだけしかアドバイスできませんが、しっかり予約してもらえれば、本人の熱意とか、伝えたいことを知った上で、一緒に考えられるので、どんどん活用してもらえるといいと思います。

学部長に面接練習を予約する学生も!教員総出で就職までの指導を徹底!

髙木先生:病院の採用活動の時期が早まっていますので、第1希望から学生によっては第3希望まで考えておかないとならない状況になっています。もし第1希望でいい結果が得られたなかったときに、次どこにしょうかと探すとなると1カ月くらい時間がたってしまい、受験できる病院が限られてきてしまいます。一般の企業と違って、例えば第2希望が第1希望の病院より早く試験が来た場合には「併願しています」と言って受験しても大丈夫だよと言って指導しています。みんな2~3くらい受けてますね。今年の4年生たちは、3年生の2月の最後の実習の頃には「どこを受けるか決まってないんですよ」と言っていたくらいでしたが、気が付いたら、4月から5月頃にはみんな立て続けに受験していって、ある地方では6月に試験があったのですが、すぐに内定をいただけたりと、あっという間に決まりました。担任の私のころに、3月から4月、5月の連休明けまで、エントリーシートの添削の依頼メールが山ほどきて大変でした。

山田先生:担任でないクラスの学生からも、エントリーシートの添削や面接の練習をお願いされますし、学部長のところにも、ご指名で面接の練習をお願いした学生もいると聞いています。前学部長が「看護学部の教員は全員でサポートするのよ」とおっしゃっていたので。私たちもそういうものだと思っています。看護学部全教員の面接をコンプリートしているつわものもいます(笑)。担任だけでなく、実習中に指導してもらった先生や、希望の分野の先生など、とにかく看護学部の教員全員が学生の就職に対してサポートしますというベースがあります。

髙木先生:合格すると「面接でどんなことを聞かれた」とか、小論文のテーマなども教えてくれるので、私たち教員にも情報が蓄積していきます。それらを次の学年の学生たちが来たときに教えてあげられます。また、大変ではありますが、いろんな学生が来てくれて、練習したりすることで、翌年の在学生が希望している病院に、実際に就職した先輩とLINEでつないであげたりすることもできます。先輩も自分がやってもらったから、忙しいけれども後輩のためならOKですと快く対応してくれます。そういった感じで助け合う伝統が看護学部にはあります。

看護師になりたい強い気持ちがあれば、友達と一緒に乗り越えられる!

F.M.さん:正直、課題や勉強、実習すごく大変です。それと看護師っていうのは人の命を預かる立場でもあるので、責任が重い職業であると思います。ですが、4年間様々なことを経験してきた中で、実習で最初は笑顔を見せてくれなかった患者さんが、最後の方で笑顔を見せてくれるようになったり、うれしいことや、頑張ってきてよかったなと思うこともたくさんありました。「看護師になりたい」という強い気持ちがあれば、つらいことも乗り越えられると思うので頑張ってください。

S.M.さん:看護学生って忙しいし、他の学部に行った友達に聞くと「大学生遊んでいるよ」っていうのを聞くんです。でも看護の学生はみんな、同じ授業を受け、一緒に課題をこなしています。振り返ってみれば3年半、大変だったけど、みんなで乗り越えてきたって感じます。一番忙しい3年次では、実習のグループで仲良くなって、その友達ともいつの間にか話せるようになって、どんどん友達が増えるから乗り越えられるんです。「看護学生になるのは怖い」って思わないで、入ってみれば、友達同士で楽しい所を見つけてやっていけると思うので、頑張ってください。

コロナ禍でオンラインの授業が続き、同じクラスの友達にもなかなか会えずにいた中でも、実習を通じて一致団結し、快挙を成し遂げた4年生のみなさん。お話しを伺っていて、主体的かつ貪欲に、自分が目指す道に向けて、刺激し合いながら切磋琢磨していった様子が伝わりました。そのパワーが、全力でサポートいただける環境を引き寄せたのではと思っています。

学生たちが主体性を持って様々な取り組みができるように、グループワーク、シミュレーションなどいくつかの学習を組み合わせ、学生たちがどう自分たちが学んでいったらよいかの道筋をつけられるようにサポートできるのが聖徳大学の看護学部の強み。看護師を目指すみなさん、安心して入学していただけたらいいなと思いました。S.M.さんとF.M.さん、そして彼女たちを支えた先生方にキャリア支援課の方、お忙しいところ貴重なお話しをありがとうございました。


ライタープロフィール

M.Y
都内在住。スポーツ大好き、食べるのはもっと大好きなアラサー女子。松戸の魅力をご紹介します!

 

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