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オープンキャンパス・イベント

2023.10.06

凛とした聖徳生の横顔が映える、第59回聖徳祭のポスター誕生!

みなさんこんにちは。4年ぶりに完全対面となる「第59回聖徳祭」が11月18日(土)・19日(日)に開催されます。今年のテーマは「凛と舞え! 想いを紡いで魅せろ青春(アオハル)!」。それを見事に表現したポスターを描き切り、金賞に輝いた聖徳大学文学部文学科 書道文化コースの義家瑞稀さんにお話しを聞いてみました。

――第59回聖徳祭のポスターの金賞受賞の感想は?
ポスターはイベントの印象に大きな影響を与えるものだと思うので、純粋にうれしい気持ちと、メインビジュアルを担うことへの緊張が半分ずつあります。聖徳生をはじめとした、このポスターを目にする方々にとって、聖徳祭への気分を盛り上げてくれるものになっていると良いなと思います。

――聖徳祭のポスターに応募しようと思ったきっかけは?
もともと絵を描くのは好きなことであり、ポスター制作にも関心がありました。高校ではグラフィックデザインを専門的に学んでいたので、こういったコンクールにどんどん応募することで、制作の技能を高める機会にしたいと思っています。また、文字の部分はプロのデザイン業者の方に入れていただくので、間接的でも、デザイナーの方と制作上で関わる経験がしてみたいという好奇心もありましたね。

――制作期間はどれくらいですか?
案を考えるのに2週間、絵を描いてパソコンで編集するのに10日くらいです。一番苦労したのは切り絵のような絵の細部まで描き込むことです。手法はアナログで、A4紙にミリペンで描いているので、長時間の作業は手がジンジンと痛んで大変でした。また、下書きも含め時間のかかる作業なので、応募締め切りに間に合わない可能性を常に感じていました。そのため、作業再開のたびに今回の応募は諦めようかと悩みつつ、結局は「せっかくここまで描いたから、仕上げないと勿体ない」の気持ちで描き切りました。

全体で美を、詳細で動きを楽しめ
品のあるデザインを目指して

――この絵に込めた思いや伝えたいことは何ですか?
まずは学生の方たちが見て「きれい!」と少しでも心が動き、細かく見ることを楽しんでもらえるようなデザインにしたいと思いました。そして、凛とした女性像を掲げる聖徳の学生として、背筋をのばし誇りをもって聖徳祭に臨んでほしいという思いで全体的に品のある雰囲気を目指しました。数年ぶりの対面開催ということで「止まっていた時間がやっと動き出した」という意味を込めて時計のモチーフも入れています。

――テーマ「凛と舞え! 想いを紡いで魅せろ青春(アオハル)!」とどのようにリンクさせていますか?
テーマの中でも印象的な『凛と』『魅せ』る雰囲気を出すためには、黒色が最も効果的だと思ったため、切り絵や影絵のようなイラストをメインにしました。また、花などのモチーフが密集して一つの流れを作っている様子で『想いを紡いで』いるイメージを、風で巻き上がる髪と蝶でのびのびと『舞う』イメージを表しました。そして、青色を主体に黄色や朱色が混ざる鮮やかな色の背景は、色で『アオハル』を感じてもらうために、エネルギッシュで明るい色彩にしてみました。

――4年ぶりに対面での開催となる今年の聖徳祭、どんなことに期待していますか?
私は1年生なので、はじめての聖徳祭が対面での賑やかな開催となることが嬉しいです。聖徳祭がどのようなイベントになるのか、まだ全く知らないので、各学科、各部活の展示やイベントの盛り上がりに期待しています。私自身は書道研究部員なので、書道研究部として書道の作品展示を行います。夏休み中に書道合宿も行って作品づくりをしているので、見応えのある展示になると思います。

――最後に聖徳の文学部文学科の魅力も教えてください。
個性豊かな先生方による、文学や日本語の面白さを感じられる講義です。コースを超えた学びができる「RE科目」は特に、芸術や文学や歴史の分野などでの興味の幅が広がるきっかけになります。文学科は先生方同士の仲が良く、雰囲気が良いことも魅力だと思います。

義家さんから来年ポスター制作にチャレンジするみなさんへメッセージをいただきました。
「募集要項が出たら、すぐに図案を考え始めてください。時間は限られていますし、授業のレポートも課されはじめる時期だったので、制作時間が確保できるうちに計画的に進め、しっかり提出期限に間に合わせることが大事」
義家さん、お忙しいところありがとうございました。

☆聖徳祭ティザーサイトはこちら


M.Y
都内在住。スポーツ大好き、食べるのはもっと大好きなアラサー女子。松戸の魅力をご紹介します!

 

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