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学び

2023.03.24

社会で活かせる「Business Field Linkage」って?先輩に聞いてみました!

みなさんこんにちは。卒業後のキャリア形成につながる実践的な授業として、聖徳大学・聖徳大学短期大学部の在学生から大好評の「ビジネス・フィールド・リンケージ(以下BFL)」。学びの特長についてまとめた前回の記事は少し難しいところもあったかと・・・。そこで今回は、実際に授業を体験した先輩たちの声とともに、BFLの授業の魅力をより具体的にお伝えします!

就職活動で活かされたDXの知識

みなさん「ChatGPT」って聞いたことありますか? 文章を入力すると、それに応じた答えを返してくれるAI(人口知能)のことなんですが、そんなデジタル技術の最前線について分かりやすく学べる人気科目が『文系人材のためのDX・AIリテラシー』です。

授業タイトルを見て「うわっ、難しそう!」と思うかもしれませんが「文系人材のための」という前置きのとおり、数式やプログラミングコードはほとんど出てきません。IT関係の予備知識なしで受講しても、専門用語が出てきたときには、わかりやすい説明があり、授業中に随時質問を受けつけてもらえるので安心です。

マスコットキャラの「AI(あい)ちゃん」

「IT企業志望なのに、文系なのでITについて何の知識もなかった」という文学部 文学科 日本語・日本文学コース3年のUさんは、「少しでも就職に有利になるかもしれない」と考え、この授業を受講しました。

「DXがデジタルトランスフォーメーションの略語だと知った時に、どうしてトランスフォーメーションなのにXなんだろうと思うくらいのレベルでした。授業ではDXやAIについて本当に一から教えていただき、最後の質問タイムで疑問に思っていることをすべて解消できたことが、就職活動でも役に立ちました」

あるIT企業のインターンに参加した際には、DXを活用したビジネスプランのコンテストで大きな成果につながったと言います。

「小学校のGIGAスクール構想を促進している企業だったので、コンテストではそれを叶えるアドオンアプリケーションを作るという提案をしました。DXとはこういうことだということが、しっかりと頭の中に入っていたので、グループワークがとても円滑に進み、チーム賞と個人賞をいただくことができました」

▼Uさんのインタビュー動画はこちらから!

他学科・他学年との意見交換から生まれる新たな価値観

BFLの人気科目をもうひとつ紹介します。『新時代のリーダーシップデザイン』は、自分らしいリーダーシップを見つけ、それを新しい時代に求められるものに発展させることを目的とする授業です。

ここでは、講師を務めるさまざまな職業や立場のロールモデル(※)から話を聞き、意見交換します。そして、他学科や他学年の受講生とのグループワークを通して異なる考えや価値観と出会うことで、自分らしいリーダーシップを見つけていきます。
(※)その行動、模範、または成功が他の人、特に若い人にとって、模倣・学習する対象になる人、いわゆる「お手本となる人物」のこと。

授業の最後には、ロールモデルから学んだリーダーシップを、他学科・他学年の学生との企画プレゼンテーションというかたちで実践。千葉県に多くの店舗を展開する人気ベーカリー「ピーターパン」にご協力をいただき、「千葉を元気にするパン」というテーマに対して、地産地消やフードロス、高齢者向け、こども食育の4つの視点で受講生が企画提案をしました。

受講した文学部 文学科 日本語・日本文学コース2年のHさんは、他学科の学生とのグループワークによって多くの気づきを得られたと言います。

「みんなで感想や疑問に思うことを共有して問題点を深めていき、企画プレゼンテーションの準備をする際にはお互いにフォローし合いました。そういう経験を通して自分の世界が広がったと実感しています」

Hさんがこの授業を通して見つけた「自分らしいリーダーシップ」とは?

「素直さと行動力です。他人の話をよく聞き、至らない点を厳しく指摘されても、それをしっかりと受け止め、行動に移していく。それが私のリーダーシップです」

▼Hさんのインタビュー動画はこちらから!

今回は2つの授業をピックアップしてお伝えしましたが、BFLにはまだまだバラエティに富んだ、たくさんの魅力的な科目があります。次回は、BFLの実践的な授業を担当しているスペシャリストな講師陣をご紹介します。お楽しみに!


ライタープロフィール

M.Y
都内在住。スポーツ大好き、食べるのはもっと大好きなアラサー女子。松戸の魅力をご紹介します!

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