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学び

2023.10.27

聖徳大学の海外研修~言語のハードルを越え、挑戦する力へ~第6回文学部文学科【イギリス研修】編

みなさんこんにちは。聖徳では各学部・学科・コースに分かれて、海外研修を実施しています。今回は9月25日(月)~10月2日(月)までのイギリス研修に参加した聖徳大学文学部文学科歴史文化コースの2年生、3名の在学生のみなさんに、海外研修について語っていただきました。

研修は英語圏で最も古い大学がある街「オックスフォード」からスタート!

一番印象に残った場所はどちらですか?

ブレナムパレスが一番印象的でした。日本ではめったに見ることのできない左右対称のザ・外国の宮殿の外観を見て、イギリスに来た!という実感がわいたからです。建物の造りも面白く、入ってすぐのところには、お金に余裕があるから作ることのできた豪華絢爛な内装が、宮殿の奥に進んでいくにつれ徐々にシンプルなデザインになっていき内装にお金がかけられない経済状況で完成した、ということが見てとれました。庭が『不思議の国のアリス』などに出てくるような造りで、石像が置いてあり洋風感が感じられる庭でした。宮殿のそばを流れている川と丘の自然を見て『くまのプーさん』に出てくる100エーカーの森のようで、一番異国を感じました」(松永寿々菜さん)

自主研修ではどのようなことをして過ごしましたか?

「ステキな遊歩道があって、イギリスらしい紅茶の専門店から、カフェ、レストラン、お菓子屋、本屋やおもちゃ屋などたくさんのお店が並んでいて、見ているだけでも楽しかったです。通りの中に天然石を売っているお店を発見して、そこで自分で選んだローズクォーツをネックレスにしてもらいました。お会計で店員さんと会話をした時に、英語で日本の文化について話すことができて、最後には“ありがとう”を教えることになりました。店員さんがとても明るく優しい方で、少しの間でしたが仲良くなれて嬉しかったです」( 森河小春さん)

▲実際に訪れるとその広大さに圧倒されるストーンヘンジ

研修後半3日間は、週末で賑わうロンドンへ

ピカデリーサーカス周辺での自主研修はいかがでしたか?
「研修前にイギリス王室御用達の何かが欲しいと思っていて、調べてみたら様々なブランドの中でも香水が気になったのでそのお店に行ってきました。お店で店員さんに好みを伝えたらぴったりなフローラルの香りを持ってきて下さって、研修から帰ってきた次の日から早速愛用しています」( 森河小春さん)

フォートナム&メイソンに行ったのが印象に残っています。紅茶が有名なお店ですが、ワインや食器、ジャム、お菓子なども販売されていて、友達もたくさん購入していました。買いに来るお客さんも多くてとても人気なお店でした。紅茶はもちろんですが、紅茶のクッキーもおいしかったです」(岩本琉菜さん)

研修旅行に参加してご自身の中で変わったと思う点を教えてください。
「行く前の私は英語に対して苦手意識がありました。しかし、実際にイギリスに行って話してみることで、自分の知っている単語や動詞でも伝わることがわかり、英語で会話することに対して少し前向きな気持ちになれました。帰国した後は、英語を母国語とする方と実際にお話しする機会は少なくなりますが、この気持ちを忘れずにいたいと思います」(岩本琉菜さん)

「中学や高校の英語の授業に苦手意識があったことや、この研修旅行が私にとっての初めての海外旅行だったこともあり、出発する前はそもそも海外に対して怖気ついていたり、ちゃんと会話できるのか、自分の英語が伝わるのかなど不安なことがたくさんありました。しかし、実際に現地の方と話してみると自分の言いたいことが相手に伝わること、相手が話している英語が私にも分かることが多かったです。相手の方が私の拙い英語をなんとか理解しようとしてくれたり、簡単な単語に置き換えたりしてくれることもありました。言語の違いは私が想像していたよりずっと低い壁だったことを実感しました。これは研修旅行に参加しないとわからなかったことだと思います。今までの自分なら失敗を恐れて行動しないことが多かったですが、やってみたからこそ得られる結果や学びがあることが分かりました」( 森河小春さん)

最後に、研修旅行の体験が文学部でのこれからの学びにどう結びつくと思いますか?
「英語に対して少し前向きになれた私は、今後英語の授業を受けるときに少しだけ積極的になれると思います。他の授業でも、積極性を忘れずに取り組んでいきたいです。文学部の魅力はコースが違っていたとしても、学生も先生も仲が良いところだと思います。全コースが集まる授業ではコースの垣根を越えてグループワークに取り組んでいます。また、先生との距離も近く、なんでも相談しやすいです。今回のイギリス研修で仲良くなれた人たちとも今後関わる機会があると思うと楽しみです」(岩本琉菜さん)

「これまでも学内の様々な事に参加し経験してきた学生生活でしたが、研修旅行を通してこれからもたくさんのことに挑戦したいと考えました。私は現在、教職課程を履修しています。2年生になり授業数も増え大変なこともありますが、より一層気を引き締めて勉強を頑張りたいです。また、自信がついたためか英語の苦手意識が少なくなったような気がします。研修旅行のおかげで、苦手だった英語をもう一度勉強したいと思えるようになりました。文学部はそんな新たな学びを発見できる場所です。私はここに入学したことでやりたいことを見つけることができました。最近ではゼミの活動も始まり、とても楽しい学生生活を送っています」( 森河小春さん)

みなさん、海外研修を通じて、挑戦する気持ちに磨きがかかったようで頼もしいです。これからも充実したキャンパスライフを!お忙しいところ貴重なご意見をありがとうございました。


M.Y
都内在住。スポーツ大好き、食べるのはもっと大好きなアラサー女子。松戸の魅力をご紹介します!

 

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