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学び

2020.09.20

看護学部が「ナース・スチューデント認証式」を開催。ナース・スチューデント認証式って何?

9月5日(土)、『第5回 ナース・スチューデント認証式 ~看護師になるための決意式~』が川並香順記念講堂において開催されました。例年は春学期の終わり7月に、保護者をはじめご来賓の皆様のご臨席のもとに開催されますが、今年はコロナ禍の状況でしたので、感染予防を徹底し学生と教職員のみとし、保護者の皆様にはZOOMによるオンライン配信でご参加いただきました。

 

 

ナース・スチューデント認証式とは?

この認証式は秋から本格的に開始する臨地実習に向けて、「人の命に真摯に向き合い、看護学生として最善のケアをしながら臨地で実習する決意を表明すること」そして「医療に携わる人間として責任感や使命感を自覚し、看護の心を引き継いでいくこと」を目的としています。

 

式では、キャンドルサービスならびに「認証バッジ」の授与が行われます。

 

クリミア戦争の際、フローレンス・ナイチンゲールが野戦病院でランプを持って病棟を回っていたことから、キャンドルの灯は看護の心を象徴するものとなっています。

 

これまで多くの看護学校等において、看護の心を受け継ぐ儀式としてキャンドルサービスとともに「戴帽式」が行われてきましたが、ナースキャップの廃止にともない、戴帽式そのものは次第に行われなくなりつつある状態です。
聖徳大学では、戴帽式に代わる儀式として「ナース・スチューデント認証式」を2016年から実施しています。

 

基本的な看護技術試験をクリアしたことを認証する聖徳オリジナルの「認証バッジ」が一人ひとりに授与され、キャンドルサービスと学生たちが自ら考えた「誓いの言葉」の宣誓が行われます。
学生たちはキャンドルの灯りのもとで、命を預かる者としての自覚と責任を持ち、気品と実践力のある凛とした看護師を目指すことを誓います。

 

 

今回のナース・スチューデント認証式でより一層、学生の意識が高まったと思います。

今後の活躍と頑張りに期待したいと思います!