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キャンパスライフ

2020.11.14

聖徳大学の保育表現研究発表会って何?

11月6日(金)に児童学部の授業を見学してきました。

今回は児童学部4年生の卒論にもなる「アラジン」の演目を見た感想と、児童学部・保育科、幼児教育専門学校の学生が参加する「保育表現研究発表会」について説明をしていきます!

 

 

保育表現研究発表会とは

 

みなさんこんにちは!

今回の見出しにもなっている保育表現研究発表会ですが、初めて聞く人もとても多いと思いますので簡単にご説明させていただきます。

 


1年に1度、授業で修得した成果を公の場で披露することを目的とした発表会です。
幼児教育を学ぶ学生が参加し、「創作舞踊」と「表現あそび」について、構成・衣装などのすべてを学生たちで作り上げ、選曲・編集して発表します。令和2年度はコロナウイルスの影響で中止になってしまいましたが、元々は大学29回、短期大学55回、専門学校58回の開催迎えている伝統ある発表会です。


 

上記のように、幼児教育を学んでいる学生が行うものとなっています。

「なぜ表現が必要なの?」

ここに疑問を感じる方もいるかもしれません。

実は、幼児教育にとって表現とはとても大切な教養です。

 

表現力は、自身が思っていることや感じたことを相手に伝えるために必要不可欠な能力です。

 

子どもは両親や友だちなど周囲の人たちと話し触れ合い、コミュニケーションをとることで社会性や協調性を身につけていくため、教育現場では表現教育がとても重要視されています。

 

そのため、子ども一人ひとりの個性に即した総合的指導はもちろんですが、子どもたちのリズム感、運動感覚を引き出させ、豊かな表現指導へと創意工夫する教師が望まれています。

 

この活動を通して教育者に必要なコミュニケーション力や表現力、子どもの発達を理解しダンスを創作できる力を身につけ、例えばお遊戯会や生活発表会など、子ども達への表現指導においてこの経験が十分に生きることにつながります。

 

また、聖徳大学で開催している保育表現研究発表会は、1人でやるのではなくグループで行っています。

 

学生自らがあらゆる方面からテーマを持ち寄り、題決めの話し合いから多様な動きを生み出し、テーマに沿った動きと空間構成、内容に合った音づくり、衣装づくりまでグループ一丸となって、独自の作品へと作り上げることで、仲間と協力しながら様々な問題を解決できる力を身につけていきます。

 

この過程で、学生達は多くの体験を通して豊かな人間関係、豊かな表現力など多くの事を学び、実力ある保育者として今後の保育活動にいかせるすばらしい経験に繋がっています。

 

 

安広ゼミ 卒論「アラジン」

 

今回の、安広ゼミに所属する児童学部の4年生が卒論として取り組んだ「アラジン」の演目。

想像以上の迫力で驚きました!

 

これを本当に学生が構成を考え、衣装も手作りをしているのかと思うと、相当時間をかけて練習をしてきたんだなと感動します。

 

コロナ禍で思うように練習もできなかったはずなのに、ステージ上の一体感があり、音楽が変わるたびに表情が変わっていく素敵なダンスでした。

 

感情の表現が見ている側にも伝わってきます。

 

 

最後の集合した写真は4年間の集大成を表しているかのように、みなさんとてもキラキラしていて、見ている方も自然と笑顔が溢れてきました。

 

今後、仲間と協力することで1つの物事を完成させるこの経験を、社会に出た時にぜひ生かして欲しいですね。

 

 

 

今回の発表の様子は、11月14日(土),15日(日)に開催される聖徳祭にて動画が公開されます!

ぜひご覧ください。【聖徳祭特設サイト

 

 

 

また、11月22日(日)のオープンキャンパスでは、創作ダンスをどのように作り上げたのか安広先生と座談会形式で紹介します。こちらも是非、お越しください。【オープンキャンパスの予約はこちらから

 

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